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遺伝子組み換えの食べ物についての話を聞く その1

遺伝子組み換え作物(GM作物)はほとんどはアメリカで作られていて、除草剤や害虫に強くなり、今よりもたくさんの収穫を期待されていた。実験では在来種より収穫はすくないということだ。しかもその種は毎年買わなければならず、(特許がついているので自家採取できない)農家にとってはマイナスしかない。それでもアメリカで遺伝子組み換え作物が増えているのは、政府から莫大な補助金がでるから。なぜ補助金を出すか?補助金のおかげで安くできた作物を自由貿易でアジアやアフリカに輸出して、もうけるのだ。輸入する国は自分のとこで作るより買った方が安くなれば、だんだんと輸入に傾き、自立を妨害される。

自国で食べ物がとれないのは恐ろしいことだ、車はなくても生きていけるけど食べ物がなかったらすぐに死んでしまう。日本は、今は車も技術も好調でお金がはいってくるけど、それが中国などの他国も高い技術を身につけ、安い労働力で売るようになれば、日本はいっぺんに貧乏になるだろう。お金がなければ食べ物を輸入できないので、死んでしまう。自給率が低いということはそういうことだと改めて知った。

畑を持たないわたしに自給率を上げることはできるのか?できる。消費者であるわたしたちこそできるのだ。物を買う時に、日本でできるものは国産を選べばいい、買う人が多くなれば作る人も多くなるから。
by satoe-michael | 2006-01-30 13:28 | 日記
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